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“浅い呼吸”が判断力、決断力、集中力に
悪影響を及ぼす?

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深呼吸は、心身の健康と
脳の活性化を促します

アラフォーのみなさま。いま、何気なくしている「呼吸」が、健康や仕事の能力に大きな影響を及ぼしていること、ご存知でしたか? 

『深呼吸のまほう』の著者であり、渋谷鍼灸理学治療室の治療家、森田愛子先生によれば、“深呼吸”をすることで、判断力・決断力・集中力がアップし、心と体の不調がなくなるといいます。

「深呼吸というと、顎を上向きにして上半身をのけぞらせ、両腕を体から離し、胸やお腹を大きく膨ませる呼吸をイメージする人が多いですよね。しかしこれでは息をきちんと吸い込むことはできません。正しい深呼吸は、鼻から吸い込んだ息が体の中心を通過し、腹の底まで深く落ちていく感覚があります。『ふくらむ』『しぼむ』という呼吸のリズムに従い、血液、リンパ、体液などと一緒に新鮮な酸素が体の中心から手先足先の隅々まで行き渡ります。このスムーズな呼吸循環が、自然治癒力をアップさせ、健康な体と脳の活性化を促してくれるのです」(森田先生)

現代のビジネスシーンでは、手先ばかりを動かして、足腰をほとんど動かさないデスクワークが1日の大半を占めます。すると呼吸が浅くなり、ひどい場合は集中している間中、無意識に呼吸を止めていることも。身体が酸欠状態になれば筋肉が硬直し、関節が固まり、血液や体液、リンパ液の循環が悪化。免疫力を下げたり、自律神経や代謝の機能低下を招きます。

肩こりや偏頭痛、腰痛、寝付きの悪さなど、一見呼吸に関係のなさそうな症状を引き起こしたり、朝から疲れが取れない、仕事でミスをしやすくなる、なんて悪影響も……。1日3分間だけ深呼吸をする習慣をつければ、意識せずとも深く正しい呼吸ができるようになるそう。ぜひ、お試し下さいませ!

Text:Makiko Inoue
 



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