ミッレミリアの名をもつ希少性
日本で20台のメルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツの最高級ロードスターであるSLクラスに限定車が誕生しました。その名は「SL350ミッレミリア417」。内外装をメインにカスタマイズされたこの車両は、伝説のカーレース、ミッレミリアでの勝利から60周年を祝うまさに特別なモデルです。
1927年に初めて開催されたこのレースは、イタリア北部のブレシアから南部ローマを往復する1000マイルに及ぶ都市間レースでした。モータースポーツの起源は現在のようなトラック競技ではなく、自転車競技のツール・ド・フランスのようなカタチで開催されてきました。
車名の「417」はメルセデス・ベンツが1955年にクラス優勝した車両のスタート時刻を表すゼッケンです。マニアの方ならスターリング・モスが優勝した「722」では？ と思われるかもしれませんが、「417」は生産型スポーツカークラスのゼッケンでした。この車両は市販車ベースとはいえ、総合でも5位という立派な成績を残しています。
この限定車のベース車両は3.5リッターV6エンジンを搭載したSL350。必要にして十分な性能をもち、じつに優雅な走りを披露します。ボディカラーはブラック系が2種類。世界で500台、日本割り当て20台という希少性もさることながら、何より専用装備がオシャレで魅力的なのです。
Text：Seiichi Norishige
価格：マグノナイトブラック（マット）1360万円（税込）
マグネタイトブラック（メタリック）1320万円（税込）
※限定数各10台、いずれも税込価格
【問い合わせ】
メルセデス・ベンツ日本
0120-190-610
http://www.mercedes-benz.co.jp/
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