さりげなく袖口から
エレガントな香りを漂わせます
ティファニーのことを皆さんは女性のためのジュエリーブランドだと思っていませんか？ 確かに、その洗練されたきらめきは往年の女優から現代女性まで、世代を超えて多くの女性たちを魅了してきました。
映画『ティファニーで朝食を』（オードリー・ヘプバーンがニューヨーク五番街にあるティファニー本店の前でクロワッサンを食べるシーンはあまりにも有名）や『紳士は金髪がお好き』（マリリン・モンローがダイヤモンドは私の親友と歌うシーンで、ティファニーの名前を挙げている）の舞台になるなど、こんな宝飾店は世界中どこを探してもありません。
だからこそ、それを女性のためだけにしておくのはもったいない！ この「ティファニー T」コレクションの「スクエア ブレスレット」は、サイズがS・Mとあってユニセックスで使えるんです。僕が愛用しているのは18Kローズゴールドですが、18Kホワイトゴールド、18Kゴールドの3色展開で、どれもすごく上品なんですよ。
何よりシンプルで、男性がしてもしっくりとくる太さ、そして腕を入れたときの締まるような感じがとても気に入っています。Tシャツに合わせれば格上げになるし、ネイビースーツの手元からさりげなく見えたら、このうえなくエレガントですよね。
「ティファニー T」コレクションは、2013年にデザイン ディレクターに就任したフランチェスカ・アムフィテアトロフによる初のコレクションです。力強くグラフィカルなTのフォルムからは、ニューヨークの都会らしさが感じられますよね。男性にも似合いそうなリングなどもあるので、このコレクションは絶対に注目しておいたほうがいいと思います。
僕はかぶったことがありませんが、実はファッション業界の男性にファンが多いようで、これから人気上昇の予感。ソールドアウトになる前に、ご興味のある人はぜひお早めに！
Photo：Yasuhisa Takenouchi
Text：FORZA STYLE
エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き（エコノミック モーション）で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。
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