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FASHION 魁、干場塾!

第12回 干場流ホワイトショートパンツの穿きこなし方 後編

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ハーフ&ハーフなブランドチョイスが、40男の着こなしを整える

34歳、只今イケフォー見習い中の編集部員サトシーノが小誌編集長の干場(ほしば)のコーディネートを徹底解剖! 第12回目は、この夏に知っておきたいホワイトショートパンツの穿きこなし方を伝授して頂きました。

サトシーノ「干場さん、ベタですけど......。今日のコーディネートのポイント聞いても良いですか? まずはジャケットのチョイスなんですけど、いつもより大分洗いかかってません?」



干場「これはボリオリのKジャケット。同じボリオリのネイビーのジャケットでもKジャケットは製品洗いが他を圧倒するほどキレイな仕上がりで、随所にアタリが出てコナレ感を演出できるんだ」

サトシーノ「へ~。確かにネイビージャケットだけど、いつもより軽く見えますね!」

干場「まあ、軽く見えるって言うよりも、ジャケットの色が落ちることで白の分量が増えるだろ? そうすると、より盛夏に相応しい色合わせ、素材合わせに繋がるんだよね。白を入れれば入れるほど、盛夏になっていくんだ」

サトシーノ「な、なるほど! そんなジャケットの色落ちした白まで拾っちゃうんっすね~! 恐れいりました!」


干場「例えば、白のショートパンツに、ブラックのジャケットを合わえるとコントラストがキツすぎるじゃん。服選びにおいて、色の落ち感とかむちゃくちゃ大事な要素なんだよ。」

サトシーノ「でもでも、服ってブランドで選ぶんじゃないんですか?」

干場「ブランドだけでは決して選ばないなあ。40代男性が服を選ぶ大切なことは......。色、サイズ、型、バランス。そしてその物の持ってる本来のディテールがきちんとわかるデザインが大切なんだ。」

サトシーノ「ん? ん? それってどういうことなんですか?」

干場「ちょっと話はズレちゃうんだけど......。ウエスタンシャツとかって、本来のディティールがあるだろ? 例えばポケットの大きさだったり、ボタンだったり。そういうのが消されてたり、突発的なデザインに変更されてたりするのは嫌なんだよね。餅は餅屋。過ぎたるは及ばざるが如し......って言葉あるだろ。なんでもやり過ぎはよくないんだ。フツーでいいの、フツーで!」

サトシーノ「ん? 杉田かおるは泳ぐ猿が見たい?」

干場「へ~。杉田かおるって猿が泳いでるのが好きなんだ!?って知らんがな(笑)。ちゃうちゃう! 何を聞いてんだよ。過ぎたるは及ばざるが如し! お前ふざけすぎ!」

サトシーノ「いや~。ノリツッコミの腕もかなり早くなってきましたね~。で、話戻すんですけどホワイトショートパンツの穿きこなしって他に意識してることないですか?」

干場「さっきの続きになるんだけど......。イタリア過ぎるとキメキメ過ぎて良くないし、アメリカ過ぎるとコテコテなカジュアル過ぎるから丁度、ハーフ&ハーフのバランスが良いんだよね」

サトシーノ「例えば、ラルフ ローレンのショートパンツにロロ・ピアーナのジャケット着たりって感じですか?」


干場「そうそう、ラルフ・ピアーナみたいなね(笑)。あとは、ブルックス・ブラザーズのジャケットにブルネロ クチネリの靴を合わせたブルックス・クチネリみたいなハイブリットな組み合わせが気分だな~。ワンブランドで全身コテコテに合わせるよりも、そっちの方が力が入って見えなくて、40代男に丁度いいんだよ」

サトシーノ「それも、過ぎたるは及ばざるが如し! ですね!」

干場「そういうこと! ってか、お前のその髪型こそ、過ぎたるは及ばざるが如し! 何度みても爆笑だな。パーマかけ過ぎでござる。おかし過ぎるだろ~(笑)」

サトシーノ「やっぱりヘンっすか~? 確かに女性ウケむちゃくちゃ悪くて......。次は髪の悩み聞いてもらってもいいっすか?」

干場「オッケー!」

はい今日はここまで! 次回は、40男が悩む髪型について色々聞いてみましたのでお楽しみ~!

 

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