７月、いよいよ本格的な夏の到来です！ ジリジリと太陽が照りつけ、高温＆多湿……。楽しい季節ではありますが、ちょっと不快な日々が続きますよね。そこで今月は、日本の夏を快適に過ごすのに必要なアイテムをピックアップし、４回に分けてご紹介していきます。第２回目は、40代が履くべき涼しげで上品なサンダル＆シューズです。

女性たちからも好感度の高いコンサバスタイル「モテサバ」な着こなしにフィットさせながら、夏の涼しげなサンダルの履きこなしテクを披露してくれるのは、キャシディ ホーム グロウンの仕入れ・販売担当 八木沢博幸さんです。

履き心地最高のサンダルをタイドアップで合わせる、
究極のドレスダウンスタイル

「“Mr. Classic”と称されるハケット ロンドン会長のジェレミー・ハケットによる作品集『MR CLASSIC』の表紙にタキシードとビーチサンダルを合わせた究極のドレスダウンスタイルと言える一枚がありまして、それを参照にサンダルでもあえてタイドアップし、カジュアルになり過ぎないよう足元のカラーリングを小物で拾い統一感を出しています。また、サムループも一つの柄と捉え、レジメンタルタイ やウォッチベルトと合わせているのもポイントです」

１. JUTTA NEUMANN（八木沢氏着用）

NY・ロウアーイーストサイドにアトリエを構える、ドイツ生まれの女性デザイナー「ユッタ・ニューマン」。 彼女の作品は革の裁断の段階からハンドメイドで作られる、本物の良さを解る者だけが手にできる貴重なコレクションです。独特のアーチサポートと反りが掛けられ、その履き心地はオーダーメイドシューズ並みで、「サンダル界のロールスロイス」と呼ばれるほど。履けば履くほどに驚くほど革が柔らかくなり足に馴染 むのも魅力です。

キャシディ ホーム グロウン
03-3470-6970
http://www.cassidy.co.jp

２. nonnative × ISLAND SLIPPER

アイランドスリッパといえば、トングサンダルタイプを思い浮かべる方も多いかと思いますが、今回のノンネイティブ別注では足の甲部分をレザーで覆ったシャワーサンダルのような、既存のモデルにはないデザインを採用。また、スムースレザーではなくシボ感のある上質なカウレザーを使い、高級感のある雰囲気に仕上げています。さらに、フットベットは湾曲した形状となっているため足を通したときのフィット感も抜群。それに加えインソールには柔らかなクッションが入っているので、足への負担が少なく長時間履いても疲れにくいのも魅力です。

ベンダー
03-6452-3072
http://vendor.co.jp

３. BIRKENSTOCK

ビルケンシュトックブランドを代表するモデルのひとつ「アリゾナ」。太めな2本のベルトが足をしっかりホールドし、快適な履き心地を提供します。涼しげで、清潔感のあるホワイトのアリゾナは、この春夏も注目。カジュアルにはもちろん、きれいめコーディネートのハズしアイテムとしても◎。エントリーモ デルとして、お手頃なので、初めてのビルケンシュトックにオススメな１足です。

ビルケンシュトックジャパン
0120-67-1774
http://www.birkenstockjpn.co.jp

４. ISLAND SLIPPER

ハワイを代表する、アイランドスリッパとフォレスト・クラウドという、ふたつのブランドからなるレザーサンダル。アイランドスリッパ特有の履き心地の良さと、フォレスト・クラウドのハワイを感じるデザイン性を兼ね備えた、リゾート感溢れる一足。ユナイテッドアローズでしか手に入らない特別なアイテムなので、ぜひ店頭に足を運んでお試しください。

ユナイテッドアローズ&サンズ
03-5413-5102
http://www.unitedarrowsandsons.jp

５. FitFlop

2007年イギリス生まれのFitFlop™は、起業家でありかつ育児中の多忙な母親であるマルシア・キルゴアが、ロンドンサウスバンク大学のデビッド・コック＆ダレン・ジェームス博士らと世界初の「歩きながら筋肉を活性化させるサンダル」を共同開発したことがはじまり。シンプル＆スポーティーなデザインと、優れた体圧分散＆ショック吸収効果を持つなど、解剖学的に設計された「マイクロウォブルボード™ミッドソール」を搭載して人気となり、世界的なヒットに。百聞は一見に如かず！ まずは一度足を通してみてください。

ウィズム
03-6418-5034
http://wism-tyo.jp

６. BARNEYS NEW YORK

定番モデルのメッシュスリッポンは、メッシュ素材とキャンバス地を切り替えたデザインがアクセント。低反発インソールとメッシュ素材により、通気性に優れ素足でも快適な着用感を実現しています。スニーカーソールを採用しているので、非常に軽量！ リラックスしたカジュアルスタイルに最適です。

バーニーズ ニューヨーク カスタマー センター
0120-137-007
http://www.barneys.co.jp

７. Sabah

1000年の歴史あるトルコの伝統的なシューズを日常的に履けるようモディファイさせて完成したターキーシューズは、ひとつひとつ職人の手によって作られています。アッパーはカーフ、インソールは水牛、アウトソールはゴムで、履くほどに足に馴染みます。アメリカでも卸は一切せず、販売場所、日時の告知はinstagramのみというスタイルをとっているにも関わらず、一晩で200足を販売するという圧倒的な口コミとネットワークを誇っている、大人気の注目ブランドです！

レショップ
03-5778-3522
http://lechoppe.jp

８. GAIMO×EDIFICE

1978年にスタートしたスペイン発のエスパドリーユ専門ファクトリー「ガイモ（GAIMO）」。エディフィスの別注は、既存のデザインにはあまり見られなかったイントレチャート（編み込み）を採用しつつ、スニーカー的なエッセンスを取り入れ、デザイン、実用性をアップデート。高級感が漂い、スマートなフォルムはショーツやクロップパンツのスタイルだけでなく、デニムやスラックスにもフィットしますよ。

エディフィス 東京
03-3400-2931
http://edifice.baycrews.co.jp

９. STUSSY Livin' GENERAL STORE

日本の雄「ムンスター」と協業した一足は、堅牢度の高いキャンバス素材、アッパー裏側のエラスティック機能に加え、緻密に計算されたソール周りの構造により素足でも快適に過ごすことができるのが魅力です。ショーツやクロップドパンツなどに合わせてデイリーに、また野外活動や旅先でのリラックスしたシーンにも最適です。

STUSSY JAPAN
Tel：0548-22-7366
http://stussylivin.jp

Photograph:Yasuhisa Taknouchi(Item)
Yasuharu Imai(Portrait)
Text：FORZA STYLE

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