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CAR 九島辰也のCAR STYLE

イケてるクルマ選び 略して“イケクル”
第1回 メルセデス・ベンツGLEクーペ

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ML改めGLEにとびきり
お洒落なクーペが登場!

モータージャーナリスト九島辰也が、イケフォーへ向けたクルマ選びを提案する新連載をスタートさせます。格好よくて、走りがいいだけではない、ミドルエイジのライフスタイルをより楽しく、豊かにするクルマ生活を考えます。題して、「イケてるクルマ選び(略してイケクル)」。記念すべき第一回は、メルセデス・ベンツのミドルサイズSUV、GLEクーペ。オーストリア西部で開催された国際試乗会からお伝えします!

ミュンヘンから南下したオーストリア西部にキッツビュールという街がある。アルプスを臨むそこはインスブルックと並ぶ高級スキーリゾートとしても知られる。日本では“ファミリー”のイメージが強いスキー場も、あちらではセレブの社交場となるようだ。

そんなエリアでメルセデス・ベンツの新しいSUVのメディア向け国際試乗会が行われた。時は6月末。緑輝くゴルフコースを横目にしてのイベントである。う~ん、プレーする時間がないのが残念…。


▶︎拡大画像表示
写真はトップグレードのGLE 63 AMGクーペ。ライバルはBMW X6Mとなる。

 
目の前に並んだのはGLEとGLEクーペというモデル。馴染みのない名前と思うかもしれないが、要するにMLのモデルチェンジに当たる。メルセデスは新たなネーミングでSUVのラインナップをわかりやすくしようと考えた。今後は頭に“GL”が付き、その後にセダンファミリーのように“S/E/C/A”がつながる。よってEクラスのポジションにあたるMLはGLEと呼び名がついた。そしてその派生モデルとして、GLEクーペなるものが追加されたのだ。

▶︎拡大画像表示ボディサイズは、全長4,900×全幅2,003×全高1,731mm。ホイールベース2,915mmとなる。

 
目玉はやはりクーペ。SUV然としたスタイリングからスポーティなものに進化した。当然カーゴは通常のカタチより狭くなるが、より個性は際立つ。「他人と同じじゃ嫌っ!」という方にはうってつけだ。それに走りもスポーティ。この巨体をレーシーなエキゾーストノートとともにドーンと加速する。昨今のメルセデスは走りにやんちゃな面を見せるが、こいつも例に漏れない。かなりアグレッシブにアルプスのワインディングを駆け抜けた。


▶︎拡大画像表示
2015年上半期における輸入車販売台数第一位を達成したメルセデス・ベンツ。最新テクノロジーと優れたデザインの融合がその理由のひとつだろう。インテリアにもそれが見て取れる。





エンジンの種類がガソリン、ディーゼル、それにAMGのハイパワーバージョンと幅広いのも特徴。クーペではないスタンダードボディの方にはプラグインハイブリッド車も用意される。その辺の対応振りをインタビューすると、世界各国のニーズに応えるためと話してくれた。その国の環境に見合ったものを投入するわけだ。ちなみに、日本にはV6のガソリンとディーゼル、それとAMGが導入される…らしい。個人的に気に入ったのはGLE350dクーペ。好燃費を期待するだけでなく、昨今のディーゼルは走りに妥協はない。

Text:Tatsuya Kushima

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イケフォーのライフスタイルをより楽しく、豊かなものとするであろうGLEクーペ。ボディカラーによって印象が変わる。レッドは女性にも似合いそうだ。

 

▶︎拡大画像表示
左がGLEクーペ、右がGLE。基本骨格は同じだが、デザインによってまったく異なるクルマに映る

 

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員http://www.tatsuyakushima.com/index.html

【問い合わせ】
メルセデスコール
http://www.mercedes-benz.co.jp/

【動画】
ダイナミックな走り。新たなメルセデスをご覧あれ。








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