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【連載】「魁、干場塾!」
第10回 祝!「PELLE MORBIDA」
旗艦店出港パーティで着用したジャケット 後編

2015.7.7
2015.7.7

シングル?ダブル?着分け方の違いとは

34歳、只今イケフォー見習い中の編集部員サトシーノが小誌編集長の干場(ほしば)のコーディネートを徹底解剖! 第10回目は、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の銀座店オープン記念レセプションパーティのコーディネートに注目しました。会場は、ブルガリ銀座で行われたパーティ会場です。

 

 

サトシーノ「うわ! 干場さん会場、凄い人ですね〜!  銀座のブルガリで貸し切りパーティなんて凄すぎません?」

干場「だよね。俺もビックリなんだけど……(笑)。 もう少しでパーティ始まりそうだな。あ、時間もったいないから、今のうちに次の干場塾の続きでもやっとくか!」

サトシーノ「了解しました。じゃあ、キーマー(巻き)で行きましょ! ティーパー(パーティ)が始まっちゃうんで!」

干場「なんなんだよ、さっきからお前が言っている、その“ちょいバブル”な業界用語は〜。夙川アトムじゃないんだからさ(笑)。 じゃあ問題行くぞ! サトシーノ、今日の俺のコーディネートなんだけど、誰を意識してるかわかるか? ヒントは世界一のウェルドレッサーって言われる人!」

サトシーノ「うーん、世界一……といえば、 やっぱり世界の北野たけし!」

干場「ダンカン、バカやろ! コノヤロ! コマネチ!コマネチ! ってちゃうわ! 確かに凄いけど違うだろ、どう見ても……」

サトシーノ「あ! じゃあ世界のマイコー! マイケル・マクソン!」

干場「フォー!って言ってる場合か! しかも、なんだよ、マイケル・マクソンって。業界用語言いたくて、ジャイケル・マクソンならまだしも、マクソンって。つつっッッッ……(苦笑)。 もー何なんだよ、お前正気か?」

サトシーノ「ちゃうんですか? ちょっと時間ないんでキーマー(巻き)でお願いします」

干場「出た、またよくわからない業界用語。答えは、チャールズ皇太子!」

サトシーノ「ああ、そっちですか、知ってますよお〜。チャールズ皇太子は、世界のジェントルマンの見本的存在ですもんね」

干場「そう、イギリスのファッションは、世界一なんだよ。イタリアもアメリカも元は、イギリスのファッションが派生したものだからね。そのイギリスのファッション文化の中でも英国王室は特別な存在なんだよね。ロイヤルワラント(英国王室御用達)のブランドは、日本でもベーシックの極みとして愛されているブランドが多いんだ。」


サトシーノ「あ!靴だとトリッカーズとか、あとバーバリーのコートやバブアーなんかもそうですよね?」

干場「そうそう、日本のファッション文化ってのは、英国王室、引いてはチャールズ皇太子のファッションDNAを知らず知らず取り入れてるんだよね」

サトシーノ「なるほど〜。でも、正直ダブルのブレザーってどんな時に着るものなんですか? 格好良い!って思うんですけどなかなか着る機会がなくて……。」

干場「そうだね、サトシーノ、じゃあシングルと、ダブル、3ピースのスーツがあるとするじゃない。どれが一番フォーマルかわかるか?」

サトシーノ「うーん、それはやっぱり……。3ピースでしょ!」

干場「お!珍しく正解だ。何でそう思う?」

サトシーノ「いや〜、何となくピン芸人よりトリオの芸人の方が好きなんで(笑)」

干場「なんだそりゃ。どんな理由やねん。スーツとまったく関係ないじゃん。要はね、ドレだけ贅沢に生地を使ってるかっていうことなんだよ。シングルよりダブル、ダブルより3ピースのほうが同じ生地でも多く使っているだろ? それだけフォーマル度が高いってことなんだよ!」

サトシーノ「へー! そうなんですね! あ、じゃあレディースのドレスなんかもそうなんですか?」

干場「そうそう、良いとこ気が付いたな! ドレスもロングドレスになればその分多くの生地を要するだろ? だからフォーマル度が高いし、値段も高くなるんだ。肌の露出が多くなればなるほどカジュアルってこと」

サトシーノ「僕は短いドレスの方が好きだな〜。やっぱりSEXだし〜」


干場「お前の好みなんか、ここでは聞いてないの! しかも、それを言うなら、SEXじゃなくてSEXY。アホか、マジで。面白いから、このまま続けるけど……。で、話を戻すと……。ダブルのブレザーを着た理由ってのが、今回はPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の旗艦店出港パーティだろ? フォーマルな場に合わせて、しかも主催者側だから奇抜ではなく、スマートな着こなしを求められるからこのブレザーを着たのさ」

サトシーノ「なるほど、なるほどです! ダブルを着るってことは、いつもよりドレスアップするパーティなどが向いてるんですね。」

干場「そうだね、あとこのコーディネートで言えば……、正直ポケットチーフは入れなくても良かったぐらいだな〜。」

サトシーノ「え!何でですか? あ、また例の引き算コーディネートですか???」

干場「そう、今回のジャケットって8ボタンだろ? 通常よりもかなりインパクトあるジャケットだし、金ボタンで華やかなんだよね。チーフまで添えるとかなりうるさくなっちゃうんだ。ただ、今回で言えば、シャツやパンツが白だから、白いチーフだし、入れ方もTVホールドを少なめにしているからキチンと見えるはず。まとまって見えるから、まあ良いかな〜!」

サトシーノ「へー! そこまで考えているんですね〜。勉強になる。チーフ入れるか入れないか最近むっちゃ考えますもん。ちなみに、チーフってよくネクタイと合わせるとか言うじゃないですか、本当はどうなんですか?」


干場「俺の場合は、どんな時も基本は白。しかも上質なリネン。リネン素材の白いチーフっていうのは、実は年中使えるし、フォーマル度も高い。さらには、コーディネートも選ばないんだ。一枚と言わず数枚持っておくといいよ。これもエコラグ的なアイテムで、白いまま使うから別に高級じゃなくたっていいんだよ。ブランドより質が大切なのさ」

サトシーノ「わかりますよ……。でもどーしてもたまに柄とか使いたい衝動に駆られるですよね〜。そんな時はどうしたらいいんですか!」

干場「華やかなパーティの時や結婚式の2次会なんかだったら、ダークスーツにタイをせずポイントに華やかなチーフってのもありだよね。俺もエルメスのプリントチーフとか使うし。まあ、とにかくT.P.P.Oが大切なんだよ! そして、なるべくやり過ぎに見えないように、さり気なくすることが大事だよね」

サトシーノ「なるほど〜。まあ、最近ようやく引き算コーディネートがなんとなくわかってきて盛りコーデ全然しなくなりました! なんかこう、大人になれた気分です」

干場「そうそう! 俺の言っているイケフォーのコーディネートっていうのは、基本はベーシックで盛らないこと。ファッションばかりが目立つ男って、正直世間から見て仕事できなさそうだし、自分勝手に見えるんだよね。相手を見て装う。自己主張は中身で勝負なんだよ。そう!人間力。あくまでグローバルスタンダードな装いを意識することが大切。わかった?」

 

サトシーノ「はい! わかりました。 あ、そろそろティーパー(パーティ)の時間! やばい始まっちゃう、どうしようパイカン(乾杯)の挨拶考えてないや……。しかも、話す位置バミってくれてるかな〜。バイヤーバイヤー(ヤバイ、ヤバイ)」

干場「何でお前が乾杯の挨拶するんだよ。ソレ俺の仕事! 福山のパーティじゃないんだから。しかも、その不思議な業界用語……(笑)。 お前はしっかり取材続けなさい!」

今回はここまで!

Photo,Text:Satoshi Nakamoto

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