ヴァシュロン・コンスタンタンの
創業260年を記念する知的な腕時計
時計に限らず、クラシカルなデザインには安定感があり、ふとした時に改めて見つめなおすと、さまざまな発見があるものです。
さて、ヴァシュロン・コンスタンタンと言えば、世界三大高級時計メーカーとして知られ、コンプリケーションやトゥールビヨンなど、複雑機構や美しい宝飾時計を数多く輩出してきました。このスイス時計業界が誇る名門中の名門が、今年創業260年を迎え、「ハーモニー」と名付けた7つの新作を発表しました。
その中でも注目したいモデルが、「ハーモニー・クロノグラフ」と「ハーモニー・デュアルタイム」の2型。選び抜いた理由は、クラシカルなデザインを、よりシンプルに表していること。どちらもレディースサイズが展開している、つまり“女性にも愛されるデザイン”でことにも着目しました。
このシリーズの特徴として真っ先に挙がるのが、美しい立体的なクッション型のケース。これはヴァシュロン・コンスタンタンが1928年に初めて製作したクロノグラフの腕時計からインスピレーションを受けて製作されたそうですが、その美しさは彫刻さながら。これこそがヴァシュロン・コンスタンタンが完成させた「シェイプ・イン・シェイプ」というアプローチなのです。
ムーブメントも注目。美しいシェイプとの両立を考え抜かれた機構は、どれも驚くものばかり。例えば、「ハーモニー・クロノグラフ」は現時点で世界最薄の5.2mmを記録を更新。ただでさえ、開発や製造が難しいクロノグラフ専用ムーブメントにおいて、これは驚異的なことだと言えます。
片や「ハーモニー・デュアルタイム」では、このモデルのために新しい自動巻きムーブメントCal.2460DTの開発しました。この機構は、2つの時間帯の昼夜を表示するというもので、これは世界を股にかけて活躍される読者の皆様にふさわしい実用を兼ね備えています。この他のモデルでは、お家芸であるグランドコンプリケーションやトゥールビヨンを搭載する超複雑機構も登場しています。
腕時計の世界は奥深いもので、ここで必要なのは、何もリアリティばかりではありません。スイス時計産業が長い年月を培って作り上げてきた技術は、時には芸術品さながらの永遠に語り継がれていく傑作を作り出します。そんな腕時計の世界の神髄に触れられる「ハーモニー」の魅力をパートナーとぜひご堪能ください。きっと世界が広がるはずです。
Text:FORZA STYLE
左から/
Vacheron Constantin Harmony chronograph
Ref.5300S/000R-B055、手巻き(Cal.3300)、18KPGケース、ケースサイズ縦52×横42mm/792万5000円(税抜)※世界限定260本
Vacheron Constantin Harmony dual time
Ref.7810S/000G-B050、自動巻き(Cal.2460DT)、18KWGケース、ケースサイズ縦49.3×横40mm/465万5000円(税抜)※世界限定625本
Ref.78010S/000R-B051、自動巻き(Cal.2460DT)、18KPGケース、ケースサイズ縦49.3×横40mm/465万5000円(税抜)※世界限定625本
【問い合わせ】
ヴァシュロン・コンスタンタン
0120-63-1755
vacheron-constantin.com
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