衝撃！ 15年前に買ったラコステのポロシャツを育て中!?
34歳、只今イケフォー見習い中の編集部員サトシーノが小誌編集長の干場(ほしば)のコーディネートを徹底解剖！ 第7回目の今回は、干場が溺愛するポロシャツ、ラコステの定番「L1212」の着こなしと育て方を教えてもらいました。舞台は、講談社内でラコステのオフィシャル用の写真撮影を偶然に私が見つけたとこからです。
「カシャ、カシャ」（シャッター音）
サトシーノ「こんな所で何やってんですか!?」
干場「おー、サトシーノ。今ラコステのオフィシャルサイト用の写真撮影中なんだよ」
サトシーノ「あ、そうだったんすね。相変わらず忙しそうですね～。じゃあ、今着てるソレってもちろんラコステのポロシャツなんですか？」
干場「そうそう！ ラコステといえば、もちろんこれ、「L1212」。キングオブポロシャツっていわれてるモデルだよ。今日はネイビーなんだけど、白と合わせて5～6枚持ってるかな～」
サトシーノ「そ、そんなに持ってるんですか？ 本当にお好きなんですね～。どれくらい前から着ているんですか？」
干場「一番古いのは、確か15年前くらいじゃないかな～。ラコステってさ、昔は、フレラコって言われるフランス製のモデルが人気でさ。高校の頃は、アメ横にある玉美(たまみ)っていうセレクトショップで買ってたんだ。当時でも9800円とかしてて、高価だったんだよ。高校生の頃は、ちょっとビビりながら買ってたなぁ(笑)」
サトシーノ「へ〜！ そんな思い出深い一品だったんですね～。でも、そんなに物持ち良いなんて、まさにエコラグな一品ですよね！」
干場「そうそう！ 特にネイビーってさ、色落ちを楽しめるんだ。育てるポロシャツってラコステの醍醐味なんだよ。これも色落ちがいい感じだろ？」
サトシーノ「確かに、いい感じのネイビーの色落ち加減ですね！ その高校生だった頃と40過ぎてからのコーディネート、同じポロシャツでも着こなしって違いますか？」
干場「俺は、昔っからトラッドがベースだから、今と大きくは変わんないかな〜。当時さ、ナンバーナインのデザイナーで、今はソロイストのデザイナーの大親友の宮下って……。サトシーノも会ったろ？ あいつがさ、アメリカ土産でジルボーっていうブランドのペグトップのパンツを買ってきてくれてさ。それにトッズのチャッカブーツを合わせてたな〜。懐かしい〜！」
サトシーノ「えー！ 宮下さんってその頃からむっちゃお洒落だったんですね!! ってか、そんな二人が歩いてたら原宿とか目立ちまくったでしょ〜！」
干場「まあな(笑)。あ、だからその頃だよ。二人で表参道を歩いてて、モデルのスカウトされたのって。ほら、ミスチルの桜井さんのスタイリストもしてる坂井さんに声けられたんだ」
サトシーノ「なるほど〜！ お洒落して俺も原宿あたり歩いてたら、坂井さんに声掛けられないかな……(笑)。あ、また話がそれちゃった！」
干場「ほんと、ミスチルの話になるとお前目がキラッキラするな(笑)。でも、いつか『FORZA STYLE』でイケてる40代のアーティスト特集とかで出てもらえたらいいな」
サトシーノ「でも、干場さんも一緒にいたら必ずファンの人が声かけて来たり、写真撮ったりしてますよね〜。凄いっすよ！ 『LEON』時代とかもっと凄かったんじゃないっすか？」
干場「あの頃は、確かにイケイケだったな〜(笑)。ファッションもちょっとセクシーな感じが好きで。それこそ、このラコステのポロシャツも着こなしが全然違ってた。フロントのボタンなんて必要ないんだから、をあえて全部取っちゃっえ！ていう企画を巻頭のファッションページでやってさ～。スキッパーみたいにリメイクして着てたんだ。「夜のテニスプレーヤー」とかって名付けてね(笑) 」
サトシーノ「なんすか、夜のテニスプレイヤ〜って!!（爆笑）。イケイケっすね」
干場「いや、それが読者がそれを真似してさ当時ラコステのL1212がちょいワルアイテム化されたんだよね〜。それが27歳ごろかな。で、紆余曲折して40過ぎて思うことは……」
サトシーノ「な、なんですか!?（興味津々）」
干場「ラコステのポロシャツのボタンは、あったほうがいい！」
サトシーノ「なんじゃそら〜！（ズッコケ）」
干場「ってかさ、今日の俺とおまえって……」
はい！ 今日はここまで〜！ え～、ムチャクチャ良いとこで終わりって何だよ！ サトシーノふざけんなよ！ って思う読者もいらっしゃいますよね。本当スミマセン。明日は、この衝撃的な話の続きがありますので、乞うご期待下さい。そして、いよいよ明日の企画では、私、サトシーノが脱ぎます。脱いじゃいます(笑)。え、マジで？ 何を？ おっとっと！ 言えないんだった。ということで、また明日。お楽しみに～♪ サトシーノ日記も絶賛更新中ですよ〜。
Text：Satoshi Nakamoto
