「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、なんでもやり過ぎというのはトゥーマッチなものです。ファッションとてそれは同じこと。トレンド過ぎ、イタリア過ぎ、カジュアル過ぎ、全身黒過ぎ、柄過ぎ、色使い過ぎというのは、イイ歳して痛いものです。そこで、女性の本音を大切に考える『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしている大人のセレブたちをピックアップし、その中からイマドキの着こなしやアイテムをご紹介します。
Lesson.22 ヨハネス・ヒューブルに習う無造作セクシーなシャツの着こなし方
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定番のサックスブルーシャツを、さらりと一枚で格好良く着こなせる大人の男性は高感度も、ファッション経験値も高く見られ、女性からの第一印象も絶対に良いはず。とはいえ、普通のアイテムだけに、着こなす上でのテクニックが見栄えを左右するというもの。そこで、セレブ界いち、シャツが似合う男、お馴染みの高感度NO.1モデル、ヨハネス・ヒューブルからそのテクニックを学んでみたいと思います。
前回のクレリックシャツの着こなしでもあった第3ボタンまで開けて白のタンクトップをチラリと覗かすこのテクニックは、絶妙なぬけ感とセクシーさをうむ鉄板のアイデア。袖まくりは、大胆に大きめに折り返すことで男らしさをアピールできます。タックアウトしたシャツの裾の長さも、もちろん重要です。長すぎるようならばタックインして着こなす方が良く、短めならば写真のように出して着る方がリラックス感を生みます。ここまで真似出来たならば、理想のシャツの着崩し方と言って良いはず。
どれだけ高いシャツを買っても着こなしテクニックがないと、無造作セクシーにはなれません。明日から即実践出来るこのテクニックを使って、定番のサックスブルーシャツの着こなしに自信をつけましょう。
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左袖に縫い付けられた赤い花の刺繍がポイントのサックスブルーのシャツは、上質で柔らかいコットン素材で着心地も抜群。短めの着丈と程よいシェイプ感が一枚で着こなすのにも丁度良いデザインです。
Photo(Item):Yasuhiro Ito
Styling:Masaki Saruwatari
Text:Satoshi Nakamoto