「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、なんでもやり過ぎというのはトゥーマッチなものです。ファッションとてそれは同じこと。トレンド過ぎ、イタリア過ぎ、カジュアル過ぎ、全身黒過ぎ、柄過ぎ、色使い過ぎというのは、イイ歳して痛いものです。そこで、女性の本音を大切に考える『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしている大人のセレブたちをピックアップし、その中からイマドキの着こなしやアイテムをご紹介します。
Lesson.20 オーランド・ブルームに習うオンデニムのドレスアップ術
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今季注目の着こなしといえば、デニムオンデニム。一度はチャレンジするものの、どこかあか抜けず、古着屋通いのオタクなオッサンにしか見えず諦めてしまった…….。そんな経験のある40男のために、とっておきのデニムオンデニムの着こなしテクをご紹介します。
ということで、今回の講師はハリウッドスターの、オーランド・ブルーム。まず欠かせないのは、上質なダークジャケット。ジャケットをデニムオンデニムに合わせることでドレスアップされレストランやホテルのバーでもOK! デニムシャツに合わせたタイバーをアクセサリー代わりに使うことで、よりフォーマルさをアピールできます。
ジーンズ選びも重要。細身のデニムにコーディングをかけた艶っぽい素材をチョイスすることで、デニムオンデニムのスタイルが見違えるほど都会的に変わります。難易度が高いコーディネートに見えますが、アレンジ次第でこんなにも格好良くデニムをドレスアップできるのです。
次回のパーティや食事会などで、まわりと差がつくデニムオンデニムのコーディネートで注目されること間違いなしですよ!
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上質で光沢のあるデニム素材のシャツは、千鳥掛けのボタンやホリゾンタルカラーのシェイプの利いたドレスシャツ仕様のディティールが満載。ジャケットやスーツに足しても違和感ない上質なデニムシャツです。
イタリアメイドのテーパードスリムシルエットのジーンズは、デニムにブラックコーティングすることでモード感を醸し出します。同じデニム素材でも加工ひとつで印象がずいぶんと変わります。デニムオンデニムするなら、濃度を分けてメリハリを付けるのが都会的に着こなすポイントです。
Photo(Item):Yasuhiro Ito
Styling:Masaki Saruwatari
Text:Satoshi Nakamoto