「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、なんでもやり過ぎはトゥーマッチなものです。ファッションとてそれは同じこと。トレンド過ぎ、イタリア過ぎ、カジュアル過ぎ、全身黒過ぎ、柄使い過ぎ、色使い過ぎというのはイイ歳して痛い…。そこで、女性の本音を大切に考える『FORZA STYLE』では、シンプル&セクシーな装い方をしている大人のセレブたちのイマドキの着こなしやアイテムをご紹介!
Lesson.4 ガブリエル・オーブリーに習うクールなクルーネックニットの着こなし方
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40男が真似したくなる自然体のニットスタイル。今回の講師は、モデルのガブリエル・オーブリーです。
ニット一枚で格好良く見せる。そのテクニックのキモは、クールにグレーの「ワントーン」で決めること。なるべく色みを抑えてグレーのグラデーションで決めれば、カジュアルでもグッと大人っぽくまとまるのです。
その上で欠かせないのが、バランスのとれた鍛えた上半身。一枚の布だけで美しく見せるには、立体的なボディも必要です。特にクルーネックの場合、ペタペタな胸板だと下着っぽく映るので、日頃から肩まわりや胸まわり、それから背中の筋トレをすると健康的で美しいフォルムを手に出来ます。鍛えぬくボディメイキングこそが、普通な着こなしを、さらに輝かせるための近道。身体が大事なんです、身体が!
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グレーのニットは、薄手で上質なコットン素材。ぬめり感があり、しっとりした質感が肌当たりを良くしてくれます。詰まり過ぎない首周りの開き具合も絶妙。
デニムはグレーのトップスのグラデーションになるように程よく色落ちブラックデニムを選びます。細身のテーパードシルエットが野暮ったくなくイマドキ。ストレッチ入りで履きやすく、この2つが揃えば着心地バツグンの大人な休日スタイルが完成です。あとは、しっかり上半身鍛えて、健康的でセクシーな40男の貫禄を手に入れたい。
Photo(Item):Yasuhiro Ito
Styling:Masaki Saruwatari
Text:Satoshi Nakamoto