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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

見た目からは想像できない軽い履き心地!
さらに干場的なひと工夫もしています

男性の足元は、明るすぎる靴を選んでしまうと、どうしても履く時期が限定されてしまうんですよね。やはり明るい色の靴は、春夏シーズンにこそ似合うもの。とはいえ、気に入った靴があると、季節を問わず履きたくなってしまうんですよね。

本来はこの靴、もっと明るいブラウンだったんですが、やはり上記の通り履く季節が限定されてしまうので……。親しくしていただいている靴屋さん、トレーディングポスト青山店に持って行って、色を変更してもらったんです。靴って、色のお直しがきくんですよ。ご存知でしたか? およそ1万円ぐらいの価格で、数週間でやっていただけるんです。もし、お気に入りの靴でも、ちょっと色が違うんだよな〜とか思う方がいたら、ぜひトレーディングポストに持って行ってみてください。だいたい、どんな靴でも色のチェンジをしてくれると思いますので。

ちなみにお願いした靴の色合いは、ヴァイオリンの名器ストラディバリウスのような、アンティーク家具のような、ある種、深みのあるブラウンにしてみました(笑)

さて、本題に戻って、この靴の何が良かったかというと、一番の理由は、実は軽さなんです。ソールはビブラム社のライトウェイトソールを採用していて、非常に履き心地が軽快。僕は取材や撮影などで長時間歩くことが多いので、重い靴だと疲れてしまうんです(笑)。だから、軽いというのはとっても重要。これは外まわりの多いビジネスマンの方にも同じことが言えるんじゃないでしょうか。ソールが減っても貼り替えができるし、長く履けて、これぞ“エコラグ”ですよね。あと、トウの丸みとノーズの長さもオーセンティックなバランスなのがいい。変にトレンドに寄りすぎたデザインだと、大人の男性にふさわしい正統派のスタイルには似合いません。

色変更はしましたが、これでも僕には少し明るく感じられて、色のトーンが合うと思うのはスーツだとミディアムグレーくらいまで。濃い色のスーツに合わせると足元が浮いて見えてしまいます。だから結局、ジーンズやグレーのウールパンツなどのカジュアルなスタイルにオーディネイトすることが多いのです。それでいま、もう少し濃く変更しようと画策中です。

実は、ビジネスシーンでこういった軽く履ける靴がほしかったので、シューズデザイナーの坪内浩さんと一緒に靴ブランドの「WH」を新しく立ち上げました。木型(ラスト)はふたりで熟考を重ね、素材にはフランスの有名皮革メーカーのアノネイ社の厳選したボックスカーフを使っています。こちらはまたの機会にご紹介しますが、インターナショナルで通用するベーシックな靴をつくりたいと思っているんです。伊勢丹やバーニーズ ニューヨークで取り扱っていただいていますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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