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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第7回 プラダのクロコダイルベルト

2015.2.23
2015.2.23

見た目を格上げしてくれる、
シンプルかつ上質で堅牢なクロコダイルのベルト

普段から目に触れる機会が少ないということで、お洒落の中でも一番お金をかけなくても良いと思われがちなアイテムがベルトです。とは言え、ベルトをつける腰は、月「にくづき」に要と書くように、上半身を支え姿勢のバランスを保つ肝心要の場所。ファッション的にも、トップスとボトムスを繋ぐ重要なアイテムなのです。靴にお金をかけているのにも関わらず、ベルトにお金をかけないのもチグハグというもの。どちらも長く使えるアイテムだからこそ、ベルトも良いもの選んで着けることをお勧めしたいのです。

そこで、お勧めしたいのが、クロコダイル素材のベルト。じつは、今回ご紹介しているベルトは、イタリアを代表するモードブランド、プラダのもの。13年前ぐらいにセールに行った際に偶然出会ったのです。当時、クロコダイルのベルトで良いものを探していまして……、ストラスブルゴで展開するテスだったり、アンドレア・ダミコだったり、ジョン ロブやエドワード・グリーンなど、英国の名門靴ブランドがリリースするベルトも模索していたのですが、つねに最先端なファッションを打ち出すプラダらしからぬ、シンプルでベーシックなデザインだったので購入に至りました。
 
ブランドなどがリリースしているベルトは、バックルなど目につく場所にロゴが仰々しくアピールしている場合が多いのですが、 そういったベルトは、とかくビジネスには不向き。どこのブランドか分からないくらいシンプルなバックルを選ぶのが、スタイルの邪魔をしなくてお勧めなのです。
 
僕の場合は運良くセールで購入できましたが、定価で考えれば10万円ぐらいしてしまう高価なもの。しかし、クロコダイルという素材は堅牢で丈夫ですし、バックルにもロゴがない極めてシンプル&ベーシックなもので、幅も3cmぐらいのものを選べば、スーツからグレーのパンツ、ジーンズに至るまで、さまざまなスタイルに使えるものなのです。さらに、例えばカミチャニスタのような手頃なシャツを着ていたとしても、こういった上質なクロコダイルベルトが1本あれば、一気に格上げされた雰囲気を醸し出してくれるのです。

とはいえ、クロコダイルという素材は、素材が持つ特有の光沢があるゆえ、使う分量によっては下品に見えることもある難しいアイテムでもあります。例えば、ベルトも靴もバッグまでクロコダイルだったとしたら……。途端にギラギラして嫌味に見え、下品に映ってしまいます。お勧めは、どこかに一点さり気なく取り入れること。ベルトは普段見えない部分でもあるので、クロコダイル初心者でも取り入れやすいはずです。さらに、クロコダイル素材の中でも、光沢のあるものと光沢のないマットなものがありますので、光沢のない上品なものを選ぶと、装いがシックな印象に仕上がります。

トラッド回帰で、ラルフ ローレンが提案するようなラウンド型のバックルも注目されており、そちらも悪くはないのですが……。腕時計のときにも書いたように、自分の体型に合わせることを考えると、僕の場合はシャープでスクエアなディテールを採用したものの方が使いやすい。これはご自身の体型を見つめ直してみたり、答えが見つからないときはショップスタッフの方にご相談しても良いかもしれません。自分自身を俯瞰して見ることが、大人のお洒落にとって大切なことなのです。

ビジネスでブラウンの靴を履く機会が多い場合は、もう1本茶色のクロコダイルのベルトを持っているといいでしょう。いずれにしても、クロコダイル素材でシンプル&ベーシックなデザインのベルトは、1本あるとさまざまなシーンで使え、かつスタイルアップしてくれる貴重なアイテムです。高額ではありますが、汎用性が高く、かつ長持ちするのであれば悪い投資ではなく、減価償却もできるはずです。「エコラグ」なワードローブに、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか?

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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